特定非営利活動法人

FirstStep

東京/新宿区でピアサポート活動
不登校・ひきこもり家族支援NPO

相互家庭訪問

家族交流の意味とは

不登校・ひきこもりからの復帰には「信頼できる第三者の大人」の存在が必要不可欠です。

一方、そのようなお子さんを持つ親御さんは、得てして人間関係の構築を苦手としている方が多いように思われます。そのため信頼できる大人(第三者)とお子さんを自然に結び付けることは、なかなか難しかったりします。

家庭内に他人を招き入れ、ちゃぶ台を囲んで、お酒を酌み交わしながら食事を楽しみ、みんなで談笑する、といったことは、ほとんどされていないでしょう。

そこで、親の勉強会の話し合いの中で必要性を感じる声があがれば、お子さんの復帰にむけた初期段階の行動として、家の中に第三者の風を入れる「親たちの相互家庭訪問」を行っています。

(ただし、当事者の安心安全な環境を脅かさない絶妙なタイミングで実施することが大事です)

子どもに伝わる家族の気持ち

実際に行うこととしては、数名の親たちが、一品持ち寄りでご家庭を訪問し、当事者本人とは会わずに、親御さんと皆さんとで食卓を囲んで楽しい四方山話をするだけです。

本人に関する話は一切しません。

本人は、たとえ部屋に閉じこもって出てこなくても、潜り込んだベッドの中で耳をそばだてながら、笑い声の絶えない賑やかで新鮮な家の雰囲気を敏感にキャッチしています。
(親たちの相互家庭訪問は、勉強会で協議の上、ご両親の了解を得てから、相互扶助のボランティアにて親の会のメンバーが協力実施します。専門家の参加が必要な場合は、そこだけ有償になります)

家庭内で「自分の見知らぬ、しかも親しそうな親の友人たちがワイワイと歓談している」というだけで、お子さんの中に親への見方の変化が生じるでしょう。