特定非営利活動法人

FirstStep

東京/新宿区でピアサポート活動
不登校・ひきこもり家族支援NPO

料金表

当会では、無料で行っているサポートのほか、提供内容に応じてご利用の方々に費用をご負担いただいております。事前にご納得・ご安心の上ご利用いただけるよう、ウェブサイトで公開しています。

また継続的な活動のために、会員制度も設けていますので、ぜひご理解・ご協力をお願い申し上げます。

会費

利用会員は会員価格にて総合的な支援をご利用いただけます。ご入会されない場合でも、非会員(勉強会会員のこと)価格にて各種サポートをご提供しています。

入会をご希望の場合は、親の勉強会でスタッフにお申し出いただくか、フォームよりお問い合わせください。

利用会員支援のご利用者(1家族)毎月5,000円

お問い合わせ

利用料金

料金について

任意団体当時は相談員が各自の仕事の合間にボランティアで支援をしたり、直接訪問支援など専門家に依頼する場合においても格安価格でお願いしておりました。

しかし、根本的回復に至るまで継続的に寄り添い、支援していくためには、正しく廉価な支援料金設定をし、かつ、相談員が支援だけで安定的に生活できる体制づくりが不可欠であると考えました。

そして、現在の我々は、もっとも重要な指針のMission(会が社会に対してなすべきこと)=<ひきこもり・不登校の当事者の苦しみを根本的になくす>の次に、極めて具体的なVision(会が目指すあるべき姿)を以下のように掲げています。

<ひきこもりからの復帰には親子の信頼関係再構築が第一義である。加えて、適切なタイミングでの、長期にわたる継続的、かつ柔軟なケアに携わる第三者の介入を必要とすることが多い。
そのため、当事者に寄り添い、伴走できる実践的な支援者の育成に努める。また、その支援者が無償奉仕ではなく、生活維持できる組織作りを目指す>


特に最後の一文<支援者が無償奉仕ではなく、生活維持できる組織作りを目指す>を重視しているのですが、同様の目標を明示している家族会や支援団体は他にないと思います。

なぜ、我々はそこを重要視するのか?

それは、実際に当事者さんやご家族の担当になった場合、そこからHELPの声が聞こえたなら(行間から感じ取ったなら)、万難を排してそれに応じる覚悟と態勢が支援員には求められるからです。そのためには、会の守護神的存在である山下光哉が20年以上そうしてきたように、24時間365日体制で、電話などの対応をすることは当然のこと、必要とあらば真夜中でも現場に急行して危険も承知の上で事に当たらなければならない。事故や事件を未然に防ぐためだけでなく、そうして初めて、殻にこもった当事者の信頼を得ることができるからでもあります。

そのためには、専従の指導員として会に雇われる必要があります(現段階での専従スタッフは、無給の理事長しかおりません。他のスタッフも持ち出しボランティアが大半です)。専従支援員の資質がありそうな者は、当会のスタッフだけでも複数人います。けれども、彼ら彼女らは全員、フルタイムで別の仕事に従事しています。FirstStepの専従になってもらうからには、その別の仕事を辞めてもらわないとならない。そのぶんの「生活費」を会が保証しなければならない。

まさに、非常に現実的な以上の理由から、その原資を得るために各種サービスプログラムの料金表を作りました。練りに練って決めたものが、下掲の表になります。

公認心理師や臨床心理士などがカウンセリングを行う場合、だいたい1コマ(50分であることが多い)5000円~20000円の料金がかかります。1コマ1万円前後がボリュームゾーンでしょう。それらと比較すれば、当会の「料金」が高くないことはご理解いただけるとは存じますが、より正直に申せば、決してお安い料金であるとは思いません。これらが月に何度か実施されれば、けっこうまとまった額になってしまいます。我々スタッフの多くは元当事者の親たちですから、その感覚はよくわかります。

しかし、支援の質と深さを追究し、実際にお子さんが元気になるまで徹底伴走するには、最低限のお代としてその程度をいただかないと、満足なサービスを提供できないばかりか、優秀な支援員が思う存分に活躍することも、現実的に不可能です。

以上、当会の一方的な言い分であることは自覚しております。けれども、本気でお子さんの笑顔を取り戻したい親御さんやご家族には、ぜひご理解いただきたい懐事情であります。

料金はなるべくご利用者の負担にならぬよう、行政・企業・個人からの寄付や補助金、助成金などをコンスタントに獲得し、会の事業も効率的に回転していけるようになれば、収入の多くない方には、よりご負担の少ない料金へ改訂していきたいと考えております。この問題に対する皆様のご理解とともに、率直なご意見もお待ちしております。

会員種別

料金は、利用会員勉強会会員で異なります。

新しく参加された方は、まず勉強会会員からスタートしてください。その後、個別相談や訪問支援などが定期的に必要と思われた方は利用会員として、割安価格でのサポート利用を強くお勧めします。会員となられたなら、非会員の場合よりも、ずっと気軽に各種サービスを受けられ、その結果、しっかりとした手ごたえを得ていると、先行のご利用者さまたちからご評価いただいています。

ご不明点はご利用前に、親の勉強会などの場でスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

サポート内容個別対応利用会員料金勉強会会員料金
(新会員はコチラ)
初回相談当会の簡単なサポート活動紹介無料
事前面談親の勉強会参加前の事前ヒアリング(1回のみ)できればZoomにて実施、希望により対面での事前面談を実施します。基本3,000円ですが、対面面談の場合は実費(室料、喫茶代など)がかかります。
親の勉強会グループ対話形式の相談半期18,000円/1家族あたり
(※途中入会時月割り)
初回3,000円/家族、引き続き参加希望の場合、半期中残りの月数×3000円
個別相談相談員1名の場合
(※Zoom or 対面)
12,000円/60分
(延長4,000円/30分)
14,000円/60分
(延長6,000円/30分)
相談員2名の場合
(※Zoom or 対面)
18,000円/60分
(延長6,000円/30分)
21,000円/60分
(延長9,000円/30分)
電話、LINE通話相談日中の電話・LINE通話での相談(9:00~22:00)無料/30分まで
(延長3,000円/30分)
3,000円/30分まで
(延長6,000円/30分)
深夜早朝の電話・LINE通話での相談(22:00~翌9:00)5,000円/30分6,000円/30分
メール相談LINEの単発メッセージ、またはEメールでのご相談
※支援者の各返信に要した時間ベース
※事務連絡は無料
100円/分
200円/分
LINEチャット相談LINEチャットでの家族・当事者相談
※担当者の拘束時間単位で請求
※事務連絡や10分未満の軽度の対応は無料
3,000円/60分4,000円/60分
手紙当事者への間接的なアプローチ5,000円/1通8,000円/1通
直接家庭訪問親の勉強会参加者のうちご希望の家庭に担当者が訪問(適切なタイミングで実施)12,000円/60分
(延長6,000円/30分)
14,000円/60分
(延長7,000円/30分)shou
オープンダイアローグオンライン(Zoom)
※90分/回
5,000円8,000円
対面
※90分/回
18,000円21,000円
緊急時対応日中対応(8:00~20:00)
※2名体制で担当する場合があります
30,000円/担当者1名1日あたり
(2日目以降20,000円/担当者1名1日あたり)
※親の勉強会に継続参加中の方のみ
※利用会員料金で対応
夜間対応(20:00~翌8:00)
※2名体制で担当する場合があります
50,000円/担当者1名1日あたり
居場所当事者の方のためのフリースペース無料無料
家庭相互訪問支援相談者の家庭に他の親たちがボランティアで訪問し、歓談します
(家庭内に他人の風を入れることが目的で、当事者には会いません)
無料無料

※面談場所・相談者宅への訪問・イベントなどで担当者移動が伴う場合は、出張費1,000円/30分がかかります。

※引率・ケアが伴うイベントでは、半日あたり10,000円程度+実費が発生する場合があります。詳しくは各イベント参加申込時にご確認ください。